■ 顔むくみと顎関節症の関係

唾液の分泌異常を引き起こす顎関節のゆがみは、むくみの原因にもつながります。

1989年から今日にいたるまでの臨床経験の中、上部頚椎矯正の自然修復力・整体作用により、患者さんの顔のゆがみが正されてゆくのと同時に体のむくみも自然に改善されるのも観察しておりました。

「何故、むくみが自然に取れてゆくのかな」と、その理由をあれこれと考え続け、1997年頃だったと記憶しておりますが、むくみが改善されてきた患者さんの乾いていつも白っぽくてカサカサしていた唇が、適度に潤ってピンク色の綺麗な唇に変わっているのをみつけました。

その時の感激は今でも忘れず脳裏に残っておりますが、「唾液の出方が少なくて唇が乾いて(口内乾燥症、ドライマウス)いるような人は、唾液が消化吸収の要である関係から、その延長でむくみやすくなっているのだ」と気が付いたのです。

口の中に食べ物が入った瞬間もしくは食事をしようとする行為の前から、食べ物を見たり食事するのを想像をするだけで、唾液の分泌が始まりこれが消化吸収から排泄にいたるまでの第一歩なのです。

唾液には消化液も含まれていますから、唾液の分泌に異常を来していると消化吸収のバランスもくるい、消化器官にも負担をかける悪循環になり体の水分代謝も不調和になり、その代償が浮腫(むくみ)となって表れてきます。これがむくみのメカニズムなのです。

成人では1日あたり約1.5リットルもの唾液を分泌していますが、これは1日当たりの小水の量と同じくらいの量で、また唾液腺の内訳は、大唾液腺である耳下腺、顎下腺、舌下腺の3つと小唾液腺の口唇腺、頬腺、舌腺および口蓋腺、洗浄腺の8種類もの種類があり、唾液は多種、多量で、人間の消化活動において非常に大きな役割を果たしていることが分かります。

◎ 唾液に含まれる主な分泌物質

◇ アミラ-ゼ・・・・澱粉(デンプン)の分解消化酵素

◇ リパ-ゼ・・・・・脂質の分解消化酵素

◇ プチアリン・・・・糖の分解消化酵素

◇ パロチン・・・・・老化防止ホルモン(若返りホルモン)

◇ ムチン・・・・・・食物を嚥下(えんげ)しやすくする、粘り気のある高分子糖蛋白

◇ アルプミン・・・・口内乾燥を防止し、口内を滑らかにする血漿蛋白(けっしょうたんぱく)

◇ リゾチ-ム・・・・抗菌作用の蛋白(細菌感染から守る)

◇ ラクトフェリン・・抗菌作用の糖タンパク質

◇ ペルオキシダ-ゼ・活性酸素の除去作用をする酵素(がん予防で注目)

◎ 病的な原因によって唾液分泌が少なり、口内乾燥症(ドライマウス)になるケース

自律神経失調症

◇ シェーグレン症候群

◇ 慢性唾液腺炎

◇ 甲状

※ 分泌される唾液の質も絡み合い、その唾液の質と量のアンバランスにより体がむくみ、そればかりではなく様々な体の不都合が生じるために、顎のゆがみは全身の体調不良へと連鎖してゆくのです。

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顎関節症から始まる唾液分泌異常がむくみに大きく影響しています。

 
     
 
下顎のゆがみの治療前
下顎のゆがみの治療後

※ 個人差があり、すべての方に同じ効果を保証するものではありません。